21年東京五輪5位の中村輪夢(22=ウイングアーク1st)が全体6位の87・03点(1本目87・20、2本目86・87)で決勝進出を決めた。トップはライリー・キーランダレンデービッド(英国)で91・21点(1本目91・68、2本目90・75)だった。

第2組の中村は、1本目にキレある自転車操作でトリックを次々と成功させ、87・20を獲得。2本目もノーミスで演技し、危なげなく得点を加算した。

フリースタイルの1種目で、技の難易度や独自性を競う競技。1分間のランを2回行い、5人のジャッジは各0・00~99・99点で採点。その2回の平均が得点となる。12人が参加し、9人が決勝に勝ち進んだ。

新種目に採用された東京五輪から2大会連続で出場。「前回の悔しさがあるので、より気合が入っている。絶対にリベンジしたい」と闘志を燃やし続けてきた。金メダルを期待された前回大会は、五輪種目に追加された大会で自国開催。「自分にプレッシャーをかけすぎた」と不完全燃焼に終わり、狙いをパリへ。京都・宇治市内の専用練習場「Wing Park 1st」に泊まり込むなどして、練習に励んできた。

「金を取りたいという気持ちはずっと変わらない。取らなあかんという気持ちもある」

3年の間に、22年世界選手権を日本勢として初制覇するなど実力を蓄え、精神面でも成長した。今日31日に行われる決勝では「誰もやっていない」秘策の新技を手に、リベンジに挑む。