21年東京五輪銀メダルで世界ランク2位の日本(早田ひな、平野美宇、張本美和)が、5大会連続の4強入りを決めた。同13位のタイに3-0と快勝した。

第2シードの実力を見せつけた。前日6日の1回戦に続き、第1試合のダブルスで早田、平野の“ひなみう”コンビを起用。スタシニ・サウェタブット、オラワン・パラナン組を相手に11-7、11-6、11-5と3ゲームをあっさり連取した。

エース格が起用されることが多い第2試合(シングルス)には高校1年生の張本が担った。早田の銅メダルを見て「次は自分の番。メダルを獲得できるように頑張りたい」と誓った16歳の安定感が光った。

ジンニパ・サウェタブットを相手に前陣にポジションを取り、積極的に打ち合った。接戦となったが12-10で第1ゲームを取るとガッツポーズ。兄智和譲りの闘争心で勢いに乗った。回転を巧みにかけたショットで相手のミスを誘い第2ゲームも11-5と奪った。第3ゲームも立ち上がりこそ4連続失点したが、ここから一気に巻き返し。正確なリターンに高速フォアで7点を連取して逆転した。相手も粘る中、フォアカウンターを決め11-9と競り勝った。早田が左全腕部を痛めている中、まさにエースの輝きだった。

そして第3試合は平野がオラワン・パラナンを攻めた。リズムのいいフォアハンドでポイントを重ね、11-9と先取。第2ゲームも前陣速攻が決まる。11-5と続けて奪った。第3ゲームは持ち前のバックが決まり着実に加点。11-6と制した。8強進出で勢いに乗っていたタイをあっさりと沈めた。日本はここまで1ゲームも与えず準決勝に駒を進めた。

3大会連続メダルの地力を示し、準決勝は8日(日本時間9日)にインド(世界ランク11位)とドイツ(同5位)の勝者と対戦する。