沢野大地(35=富士通)が決勝で5メートル50をマークし、7位入賞を果たした。日本人選手の同種目入賞は1952年ヘルシンキ大会で6位の沢田文吉以来64年ぶり。 沢野は2大会ぶり3度目の五輪出場。アテネは13位、北京では予選落ちで自身初の入賞となった。競技後、「世界中から応援してくれた力が、こういう舞台で飛ばせてくれた。感謝しています。(雨が降るなど)難しい試合だった。(5メートル)65の3回目は浮いた(成功した)と思ったんですが。色んな人の顔が浮かんで、泣きそうでした」と話した。

 決勝には12選手が出場した。沢野は最初の試技5メートル50を一発でクリアし、次の5メートル65は3回失敗したが、それを上回る記録が6人で、沢野ら3選手が5メートル50で7位入賞となった。

 昨年6月の日本選手権前に右アキレスけんの内部を断裂。その後もふくらはぎなどを痛める苦境を乗り越え、5月の織田記念国際で5メートル60を記録し復活Vを果たした。今大会の予選では5メートル60をクリアし、出場した日本人選手3人中、唯一決勝進出を決めていた。