<リオ五輪:卓球>◇17日◇男子団体決勝

 水谷はシングルスで銅メダルをとってから、肩の力が抜けましたね。練習場の水谷がそのまま試合に出ている。今までは大舞台になるほど硬くなっていた。メンタルが課題だったんです。これが本当の水谷。まだまだ成長します。

 卓球ニッポンとしても団体戦で決勝まで来られたことは大きいです。3月のクアラルンプールでの世界選手権に続いて銀メダル。中国にチャレンジ権を持っているのは日本だとアピールできた。ただ、世界の大舞台の決勝で中国と対戦するのは、今回で2回目。そんなに甘くありません。水谷をエースとして、若手にどんどんチャンスを与えるのが日本協会の仕事になります。

 卓球は日本の誰しもが「ピンポン」として知ってはいる。でも競技としての迫力、ボールの曲がり、選手の緊迫感をリオ五輪で分かっていただけたのではないでしょうか。20年東京が待ち遠しいですよ。(男子代表前監督)