馬術とは:馬術トリビア④
日本人金は32年ロス五輪の西&ウラヌス号の1個
欧州で盛んに行われている馬術競技。ロンドン五輪の団体王者も馬場馬術と障害馬術は英国、総合馬術はドイツでした。しかしかつては日本の人馬も金メダルを獲得しています。
さかのぼること84年前。1932年のロサンゼルス五輪のグランプリ障害飛越に西竹一(にし・たけいち=当時30)と愛馬ウラヌス号が出場。同種目出場12人馬のうち完走が5人馬という難コースで王者に輝きました。日本が馬術競技で獲得したメダルは現在のところ1個だけです。
1948年のロンドン五輪まで馬術競技の出場資格は男子の騎兵隊将校にのみ与えられていました。西も五輪出場時は陸軍騎兵中尉でした。