東京オリンピック(五輪)のマラソン・競歩に関する第10回実務者会議が8日、札幌市内で行われ、5月5日にテストイベントを兼ねて開催する「北海道・札幌マラソンフェスティバル2021」の詳細が決定した。国内外の五輪代表らが出場するハーフマラソンと、市民ランナー向けの10キロの2種目で構成。ハーフは男女各80人程度、10キロは定員2500人の参加を想定している。

10キロでは、参加者同士の距離を1メートル以上空けるなど、有識者監修による感染予防対策が記載されたガイドラインを作成した。沿道応援について、森泰夫大会運営局次長は「自粛ならアナウンスしないとけないので、3月末、4月頭までに固めていかないといけない」と話した。

市民ランナーの参加申し込みは、9日午前10時にインターネットで開始。締め切りは15日で、抽選結果は22日に発表される。

五輪は競歩が8月5、6日、マラソンが7、8日にそれぞれ行われる。