日本人の母を持つマイケル・ノーマン(23)が男子400メートルを44秒07で優勝し、東京オリンピック(五輪)の米国代表入りを決めた。

2位は44秒35のマイケル・ケリー、3位は44秒74のランドフル・ロスだった。

ノーマンの母は浜松市出身の斎藤(旧姓)伸江さん。入野中時には100メートルで、日本中学生女子初の11秒台をマークし、11秒96の元中学女子の日本記録保持者になる。

ノーマンは米カリフォルニア州サンディエゴの出身。400メートル自己ベストは世界歴代5位の43秒45で、東京五輪も金メダルを期待される存在だ。今回の全米選手権には自己記録19秒70の200メートルにもエントリーしている。