金メダルへのロードマップを再び描く。侍ジャパン稲葉篤紀監督(47)が17日、札幌市内で1年延期となった東京オリンピック(五輪)へ契約延長要請を井原敦強化委員長から受け、受諾した。

稲葉監督の一問一答は以下の通り。

-23日が1年前になるが去年の時と気持ちの違いはあるか

稲葉監督 1年後にはなったが、金メダルという目標は変わらない。そこに向けて、もう1年じっくり考える時間をいただけたなと前向きに捉えている。

-来年の五輪も危ぶまれている。どう捉えているか

稲葉監督 私個人として五輪の開催自体にコメントすることはできないが、とにかくコロナが1日でも早く終息をし、選手、大会関係者、そして家族の方、感染された方の健康や安全が守れるように願っている。

-公式戦の視察や他の世代への激励ができない

稲葉監督 今、球場を訪問することは、各球団をお騒がせするわけなので、テレビで見ている。各世代の代表も中止や延期などで苦しい状況にある。努力を重ねて頑張ってもらいたい。

-来年3月に試合がないとぶっつけ本番になる

稲葉監督 こういう状況ですので、日本だけではなく各国どこも一緒だと思う。いろんな想定をしながら過ごさなければいけない。