東京五輪で金メダル獲得を目指す侍ジャパンの稲葉篤紀監督(48)が16日、都内のホテルで会見し、代表に内定した24選手を発表した。

 

稲葉監督が被災地、東北への思いを込めた。10年前の震災当時の記憶は「非常に怖い思いをした。津波の映像を見て心を痛めた」と鮮明に残る。同年にKスタ宮城(現楽天生命パーク)で開催された球宴でMVPを獲得。「2000安打を達成したのも仙台。東北に縁を感じている。第1戦が福島。野球を通じて勇気を与えられたらと思います」と話した。

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