日本バスケットボール協会は2日、東京五輪女子日本代表候補選手28人を発表し、昨年12月に右膝前十字じん帯を断裂したエース渡嘉敷来夢(29=ENEOS)や、やはり大けがを負って治療中の本橋菜子(27=東京羽田)が名を連ねた。3日から味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿が始まる。関係者によると、渡嘉敷と本橋は日本代表候補の一員として施設内でリハビリを行い、ミーティングなどにも参加する予定。米ルイビル大でプレーする今野紀花(20)もメンバー入りしたが、合流時期は未定。最終メンバー12人はこの中から、6月ごろに選ばれる。

発表された全28人は以下の通り。

▽ポイントガード=6人

町田瑠唯(富士通)、本橋菜子(東京羽田)、三好南穂(トヨタ自動車)、安間志織(同)、小池遥(シャンソン化粧品)、宮崎早織(ENEOS)

▽シューティングガード

=11人

本川紗奈生(デンソー)、渡辺亜弥(三菱電機)、北村悠貴(日立ハイテク)、林咲希(ENEOS)、根本葉瑠乃(三菱電機)、水野妃奈乃(シャンソン化粧品)、アイメレク・モニィーク(東京羽田)、赤穂ひまわり(デンソー)、奥山理々嘉(ENEOS)、今野紀花(米ルイビル大)、東藤なな子(トヨタ紡織)

▽スモールフォワード=6人

宮沢夕貴(ENEOS)、馬瓜エブリン(トヨタ自動車)、佐藤奈々美(日立ハイテク)、内尾聡菜(富士通)、吉田舞衣(シャンソン化粧品)、宮下希保(アイシン)

▽パワーフォワード=2人

長岡萌映子(トヨタ自動車)、オコエ桃仁花(富士通)

▽センター=3人

高田真希(デンソー)、渡嘉敷来夢(ENEOS)、谷村里佳(日立ハイテク)