東京オリンピック(五輪)の出場枠が懸かった準決勝で、日本女子はフランスに14-15で惜敗し、3位決定戦に回ることになった。世界ランキング1位の強豪に対して日本は粘り強く戦い、何度も追い付いたが、残り約6秒で再びリードを許すと、試合終了間際に逆転を狙った外角シュートは惜しくも外れた。

今大会での五輪出場枠獲得の可能性はまだあり、3位決定戦(日本時間31日午前3時10分開始、米国対スペインの敗者と対戦)で勝つことが条件となる。

日本は今大会、馬瓜ステファニー、山本麻衣(ともにトヨタ自動車)、篠崎澪(富士通)、西岡里紗(三菱電機)の4選手が出場し、5チームによる1次リーグを4戦全勝で突破。準々決勝ではスイスに快勝していた。

今大会で五輪切符を取れなかった場合は、最後の1枠を懸けて世界最終予選(6月4~6日、ハンガリー)に臨む。

3人制バスケットボールは東京五輪で採用された新種目。男子は開催国枠での五輪出場が決まっており、今大会には参加していない。