橋本聖子五輪相(56)が4日、閣議後会見を行い、体操男子の内村航平選手(31)が新型コロナウイルスの「偽陽性」と判定されたことを受け、来年の東京オリンピック(五輪)・パラリンピックに向けて「どのタイミングで検査を行うのがベストなのか、しっかりと議論を進めていく」と話した。

大会のコロナ対策として、9月から、政府、東京大会組織委員会、東京都の3者で調整会議を行っている。橋本氏は「第4回調整会議で、陽性者への対応、出場の可否など、統一的な対応を定めていくべきと論点が示されている」とした上で「アスリートファーストの上で、安心、安全を確保しなければいけない。今後も調整会議でしっかりと議論していく」と話した。

内村選手は8日に都内で開催する国際大会の日本代表。10月29日にコロナ感染が発表されたが、30日に3カ所でPCR検査を受けたが全て陰性で、「偽陽性」と判定された。