丸川珠代五輪相(50)は21日、閣議後の定例会見で東京オリンピック(五輪)の「中止を選択肢に入れない」理由として「(コロナなどの)感染拡大防止に全力を尽くしてまいります」と述べた。その上で「東京大会に関しては感染症対策もしっかり講じて、今年の夏に安全で安心な大会を実現するため、関係者が一丸となって準備をすすめているところです」と、開催に向けた準備以外の考え方がないことをあらためて示した。

また19日から始まったIOC調整委員会でのバッハ会長からの「完全なコミットメントをもって、オリンピックを万人のために安全な形で実施したい」との発言を踏まえて「いずれにせよ東京大会のありかたについては、主催者でありますIOC、IPC、大会組織委員会、東京都において最終的に決定されるものと理解していまして、政府としては引き続き安心安全を最優先に関係者と緊密に連携して大会に向けた準備を着実に進めてまいります」と関連5者の関係性の強さを強調した。

そして、五輪開催の是非をいつの段階で決定するか、ということについては「おそらく『中止しなきゃいけないという』方と『やるための努力をしているんだ』という側と、ものの見方がまったく逆なので、同じ言葉で伝えてもなかなか伝わらないんだなぁということを私も認識しております」と説明。「今ただちにうまく説明できることができずにまことに恐縮なのですが、もう少し、みなさまに伝わる、伝え方をよく考えていきたいと思いますので、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします」とした。