男子ゴルフのメジャー、全米オープン(17日開幕、米カリフォルニア州)の最終予選が7日(日本時間8日)、米9カ所で行われ、星野陸也(25=フリー)が本戦出場権を獲得した。カリフォルニア州の予選に参加し、2ラウンド合計で8アンダー。参加90人中、5人しか出場権を得られない難関を2位で突破した。

一方、オハイオ州の予選に参加した金谷拓実は、出場権を得られなかった。第1ラウンドで5オーバーと出遅れ、第2ラウンド途中で棄権。今月20日付の世界ランキングで決まる男子ゴルフの東京五輪日本代表で、日本勢トップ15位の松山英樹は出場権獲得が確実。最新ランキングで星野は2番手の77位、金谷は3番手の84位で逆転が難しくなった。出場枠は各国2人で星野が五輪初出場を、ほぼ手中に収めたかたちとなった。