男子ゴルフの13日付最新世界ランキングが発表され、日本勢トップの松山英樹は、前週と変わらず15位だった。2番手の星野陸也は1ランク下げて78位、3番手金谷拓実も1ランク下げて85位となった。

男子ゴルフの東京オリンピック(五輪)代表は、6月20日付の世界ランキングに基づく五輪ランキングで、出場する60人が決まる。

各国2人に与えられる五輪出場権は、松山は獲得が確実で、もう1枠も星野がほぼ手中に収めている状況。全米オープン(17日開幕、米カリフォルニア州)の出場権を星野が獲得したのに対し、金谷は獲得できず、五輪代表決定までに試合出場がないため、逆転の可能性は事実上消滅している。

国内ツアーも今週は試合がないため、日本勢4番手で前週から5ランク下げて130位の今平周吾も、東京五輪出場の可能性が事実上消滅している。

むしろ、前週から3ランク下げて145位の石川遼は、5番手ながら次戦は全米オープンに出場予定。そこで優勝争いに食い込むと、日本勢2番手に浮上する可能性が残されている。

上位は前週と変わらず、1位はダスティン・ジョンソン、2位はジャスティン・トーマス(ともに米国)、3位はジョン・ラーム(スペイン)となっている。