柔道の東京オリンピック(五輪)代表最終選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権(4月4、5日、福岡)の組み合わせ抽選会が5日、福岡市内で行われた。
男女14階級で唯一、五輪代表が決まっていない激戦の男子66キロ級で、19年世界王者の丸山城志郎(26=ミキハウス)と17、18年世界王者の阿部一二三(22=日体大)は決勝まで対戦しない組み合わせとなった。1回戦で丸山は藤阪泰恒、阿部は田川兼三と当たる。直接対決で4勝3敗の丸山が第1シードだが、男子代表の井上康生監督は「2人はほぼ互角。直接対決になったら結果が全てになる。どちらが勝利を収めるかが重要」と、勝者が五輪代表になることを強調。両者が途中で敗れた場合については「総合的に判断する」と説明した。
全日本柔道連盟(全柔連)は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今大会の無観客開催や中止などを検討中。中止の場合は、代表選考のみの「ワンマッチ」となり、6日に結論を出す見通し。全柔連の金野潤強化委員長は「明日の結果を踏まえて対応する。現場はその決定を待った上で、選手たちが力を発揮できるようにサポートしたい。我々は『ある』(=開催)と思って準備している」と話した。今大会は、男子66キロ級を除いて五輪代表争いの2番手選手が第1シードに入った。五輪代表の「補欠」は大会後に正式決定するが、第1シード選手が補欠となる見込みだ。


