東京オリンピック(五輪)柔道男子73キロ級代表の大野将平(28)が25日、同五輪の1年程度の延期を受け、所属マネジメント会社を通じてコメントした。

五輪2連覇を狙う東京五輪に向けて「いつ開催になろうと、決められた試合日に向け、最高のパフォーマンスができるように覚悟を持って準備をするだけです。自分でコントロールできないことにエネルギーを注ぐよりも、今できる稽古、トレーニングを直向きに行い、体調管理を徹底するしかありません。1日も早く新型コロナウイルスが終息することを願っています」とコメント。

また、男子81キロ級代表の永瀬貴規(26=ともに旭化成)は「開催が延期になっても、自分の志す目標に変わりはなく、日々の稽古とトレーニングにまい進するのみです。世界的な新型コロナウイルスのまん延が1日も早く終息し、全てのアスリートが最高のパフォーマンスを出せる環境で、東京五輪が開催されることを願います」とした。