全日本柔道連盟の中里壮也専務理事は16日、東京五輪男女代表で唯一決まっていない男子66キロ級の代表決定戦(12月13日、東京・講道館)について報告した。

柔道の総本山で実施される代表決定戦は、無観客開催で19年世界王者の丸山城志郎(ミキハウス)と17、18年世界王者の阿部一二三(パーク24)とのワンマッチで勝敗を決める。勝者が五輪代表に選出される。

国際柔道連盟(IJF)の国際ルールを適用し、畳も国際規格の赤と黄色の畳に張り替えられる。審判は日本人が務める。

オンライン取材に応じた中里専務は「両者には正々堂々と日頃の鍛錬の成果を示してほしい。ベストを尽くしてもらいたい」と期待を込めた。