五輪2連覇を狙う柔道男子73キロ級代表の大野将平(旭化成)は不動心で臨む。

29歳のベテランは、連覇する難しさを実感しつつも「(64年大会と同じ)日本武道館で戦えること誇りに感じ、自分の柔道スタイルを存分に発揮したい」と決意。コロナ禍以降、五輪男女代表14人のうち唯一国際大会に出場せず2度目の本番に臨む。勝負の世界において、最後は「執念」と胸に刻み「自分を信じて、全身全霊をかけて最高の結果を出したい」と語った。