21年へ1年程度の延期が決まった東京五輪の新日程が4月中旬までに決まりそうだ。延期決定から一夜明けた25日、大会組織委の武藤敏郎事務総長(76)が都内で取材に応じ、4月15日から行われる予定の国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会に触れ「そこまで待っていられない」と明かした。競技日程についても、先行開幕含め19日間を「原則的には今のまま」の形で来年へ移したい考えも示した。

また「東京2020大会実施再スタート本部(仮称)」を幹部ら20人超で26日に立ち上げ、会場再確保などの問題を話し合っていくことを報告した。