東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、辞任を表明した森喜朗会長の後任を選ぶため、この日午前に開催した「候補者検討委員会」の第2回会合について午後5時にプレスリリースを出した。翌18日に第3回の会合を開くという。

「東京2020組織委員会は、本日、2月12日に開催した評議員会・理事会合同懇談会で設置が了承された、候補者検討委員会(座長:御手洗冨士夫名誉会長)の第2回会議を開催しました」

「昨日の第1回会議では、新会長に求められる資質について、5つの観点が取りまとめられました。本日の第2回会議においては、8人全員の委員が出席し、この5つの観点を踏まえて、具体的な候補者の検討が行われました。本日の審議内容につきましては、具体的な候補者の人選に関わるため、新会長決定後に選考プロセスなどあらためてメディアの皆さまに説明の場を設けてまいります」

「なお、明日(2月18日)、第3回の検討委員会を開催いたします」

(原文まま)

第2回の会合は午前10時から1時間30分ほど行われた。8人の検討委員から候補者の推薦があり、絞り込む議論をした。一本化された場合、本人の意思確認をへて週内にも臨時理事会に諮られる。そこで承認されれば、次期会長が決まる運びとなっている。