東京五輪・パラリンピック組織委員会会長に就任した橋本聖子氏(56)の後任として五輪相に就任した丸川珠代氏(50)が18日夜、会見を行った。「大会まで期限が迫った中での就任となりました。しっかりと務めてさせていただく」と意気込んだ。「何よりも大切なのは感染症対策。万全でなければ国民の皆さまの理解を得られない。まずはそこに焦点を絞りたい」と話した。

五輪相を辞任し、組織委会長に就任した橋本氏については「大変、大きな決断をして任務を引き受けられた」とした上で「国の立場からしっかりとお支えしたい」と話した。橋本氏同様、男女共同参画、女性活躍担当も務める。森喜朗前会長の女性蔑視発言については「非常に残念」とした。

東京都の小池百合子知事とは以前から“犬猿の仲”とも言われているが「主催都市の東京都の小池知事との連携が重要だと思う」と、さらなる連携強化を示唆した。