東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長(77)が11日、国際オリンピック委員会(IOC)総会でプレゼン後、橋本聖子会長(56)とともに都内で会見した。

IOCバッハ会長が、東京五輪と来年2月の北京冬季五輪の参加者向けに中国オリンピック委員会から新型コロナワクチン提供の申し出があったと明らかにしたことについて、武藤氏は「事前には全く聞いておりませんでした」と事前の情報交換がなかったことを強調し「ワクチンに関することは日本の政府がやっておられるので、組織委としてコメントする立場にない」と話すにとどめた。

ワクチンについては、昨年12月の新型コロナ対策調整会議で「接種を前提としない」となっている。

また、海外観客の受け入れについては「IOC委員の皆さまから『海外観客について、どう考えるか』『チケットはどうなるのか』『状況をもう少し見た方がいいのでは』という意見を何人か、からいただいた。この件は聖火リレーの出発までに、あらためて5者会議を開いて決めたい。方針は決まっておりません、とはっきり申し上げました」と力を込めた。

一方で「仮に海外から観客が来られないと決まった場合には、払い戻しいたします。仮にそうなれば、払い戻したい。チケットのことです」と明言した。