日本ソフトボール協会は23日、東京オリンピック(五輪)代表の15人を発表した。08年北京五輪で金メダルをもたらしたエース上野由岐子(ビックカメラ高崎)は名を連ねた。
上野は昨秋のリーグ日本一を決めるトーナメントで、準決勝、決勝と2試合連続完投の活躍で、連覇に導くなど、いまだ衰えない力を示している。代表でも試合でマウンドに立つ見込みだ。上野は「みなさんの期待に応えられるように頑張ります」と抱負を述べた。
ソフトボールは12年ロンドン、16年リオデジャネイロと五輪の競技から除外され、日本は14年越しの連覇を目指す。また24年のパリ五輪でも競技から外れた。
東京五輪で日本は、開会式前となる7月21日にオーストラリアとの初戦を、福島あづま球場で迎える。22日にメキシコと第2戦を戦い、その後は横浜スタジアムへ。24日にイタリア、25日にカナダ、26日にアメリカと対戦する。
6チームによるオープニングラウンドの上位2チームが27日の決勝(横浜スタジアム)へ進む。同ラウンドの3、4位は27日の3位決定戦(同)に回る。
【投手】
上野由岐子
藤田倭
後藤希友
【捕手】
我妻悠香
峰幸代
清原奈侑
【内野手】
市口侑果
山本優
川畑瞳
渥美万奈
内藤実穂
【外野手】
山田恵里
原田のどか
山崎早紀
森さやか