20年世界選手権オムニアム覇者で、東京五輪代表の梶原悠未(23=筑波大大学院)が登場し、女子エリミネーションで貫禄勝ちを収めた。一方、男子チームスプリントは、東京五輪代表の新田祐大(34=日本競輪選手会)擁するドリームシーカーがアクシデントで敗れる波乱の決着となった。

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男子チームスプリントは、20年世界選手権メンバーの新田祐大、深谷知広らのドリームシーカーが機材トラブルに泣き2位。再発走が認められなかった。優勝したのは、パリ五輪を目指す次世代組。寺崎浩平(26=日本競輪選手会)は「普段一緒に練習していてタイムも技術もすべて負けている。不本意な形で勝った感じ」と複雑そうだった。

▽男子チームスプリント(1)チーム・ケイドリームス1(荒川仁、寺崎浩平、山崎賢人)=59秒930

▽女子チームスプリント(1)日本競輪選手会(太田りゆ、梅川風子、小林優香)=1分9秒572(今大会から3人制)

▽男子団体追い抜き(1)チームブリヂストンサイクリング(橋本英也、近谷涼、孫崎大樹、沢田桂太郎)=4分6秒664

▽男子エリミネーション(1)橋本英也(日本競輪選手会)

▽女子エリミネーション(1)梶原悠未(筑波大大学院)