東京オリンピック(五輪)の男女サッカー競技の組み合わせ抽せんが21日にスイス・チューリヒで行われ、開催国でA組が決まっていた男子日本代表はメキシコ、南アフリカ、フランスと同組に入った。7月22日に開幕する。

4グループの組み分けは以下の通り。

A 日本、南アフリカ、メキシコ、フランス

B ニュージーランド、韓国、ホンジュラス、ルーマニア

C エジプト、スペイン、アルゼンチン、オーストラリア

D ブラジル、ドイツ、コートジボワール、サウジアラビア

◆メキシコ 3大会連続出場。12年ロンドン五輪で金メダル。予選を通じてFWコルドバとMFアントゥナの2人だけでチームの総得点の半数以上となる7得点を記録。対戦チームにとっては攻撃の核となる2選手を抑えられるかどうかがカギ

◆南アフリカ アフリカ勢の3カ国で唯一、16年リオデジャネイロ五輪に続く出場。予選では1次リーグで唯一全試合で無失点を記録したが、準決勝でエジプトに3失点を喫するなどして3位での出場権獲得となった。

◆フランス A代表経験者のFWデンベレ(バルセロナ)など実力者ぞろい。18年W杯ロシア大会で優勝に貢献したFWエムバペ(パリ・サンジェルマン)は欠場が濃厚との報道も出ているが、仮に欠場でも強豪であることは変わらない。