東京オリンピック(五輪)に臨むU-24日本代表に選ばれたDF橋岡大樹(22=ベルギー1部シントトロイデン)が24日、オンラインでの取材に応じ「(日本は)金メダルをとれるチームだと思う。みんなが1つになって金メダルをとれるという気持ちで、もっと切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と話した。

橋岡は代表選出後、いとこで陸上・走り幅跳びで五輪出場を目指す橋岡優輝(22)と連絡を取ったことを明かし「優輝が『日本選手権で優勝して絶対東京オリンピックに選ばれるから』と言っていたので、期待して待っていると返事をしました」と説明。お互い五輪で好成績を残し「最後にいとこ同士、笑って写真でも撮りたい」と希望した。

橋岡は今年1月に浦和から期限付きでシントトロイデンに加入。ベルギーリーグでもまれたことで「メンタル面の部分で成長した」という。「自分がミスをしてしまった時に、これまではずっと引きずることがあったんですけど、ベルギーに行ってからそういったことがなくなり、ミスをしても次、頑張ればいいと思えるようになりました」。ミスをしても、それがまるで自分のミスではないとでもいうように振る舞う、ずぶとい外国人選手からメンタルの強さを学習。それを五輪の舞台でも生かすつもりだ。