東京五輪代表の長谷川涼香(21=東京ドーム)が、予選5組4レーンに登場した。前半を1分0秒38で折り返して、2分9秒00でフィニッシュ。全体の1位で午後の決勝に進出した。

長谷川は、4月の日本選手権で2分7秒24を出して優勝。16年リオデジャネイロに続く2大会連続の五輪出場を決めた。昨年夏に出した自己ベスト2分5秒62は、19年世界選手権優勝タイムを上回る実力者だ。

初出場だった16年リオ五輪は準決勝で敗退した。一緒に出場した星奈津美が銅メダルを獲得した姿を目に焼き付けた。父の滋コーチとの二人三脚で射止めた2度目の五輪で、しっかりと自分の実力を発揮するために、照準を合わせていく。