競泳女子で東京オリンピック(五輪)代表の大橋悠依(25=イトマン東進)が、五輪本番での爆発を誓った。

22日、長野・東御市内で練習を公開。あと1カ月となった東京五輪に向けて「やっと数えられるぐらいの日数になって、いよいよ本当に始まるなと気合が入ってきた。自分に結構、期待している」と明るい表情で口にした。

東京五輪では200メートル、400メートルの個人メドレーに出場する。世界選手権では200メートルで17年銀メダル、400メートルで19年銅メダルを獲得している。「あまりメダルの色は意識してないですが、どのみち、200メートルも400メートルも自己ベストが金メダルには必要になる。自己ベストが1番かなと思います」と話した。平井コーチも「久しぶりです。あんなに集中しているのは。17年(世界選手権で)初メダルをとった時の充実感を感じています」とした。

21日には制限ありで、東京五輪の有観客開催が決定した。大橋は「すごく久しぶりに観客の方が入る。選手としてはとてもうれしい」と話した。