日本テニス協会は30日、男子シングルスで世界110位の杉田祐一(32=三菱電機)、女子シングルスで世界85位の日比野菜緒(26=ブラス)の2人が、東京オリンピックの代表権を獲得したと発表した。国際テニス連盟(ITF)から出場枠の再配分が行われたため、29日に日本協会に通達が来た。杉田、日比野ともに16年リオデジャネイロ五輪に続く2度目の五輪出場となる。

これまで東京五輪の日本男女がシングルスで出場権を得たのは、男子が錦織圭(31)、西岡良仁(25)、ダニエル太郎(28)の3人。女子では大坂なおみ(23)、土居美咲(30)の2人だ。ダブルスでは、男子の錦織、マクラクラン勉(29)組、女子の青山修子(33)、柴原瑛菜(23)組が確定している。テニス競技の日本代表は、現時点で10人となる。