丸川珠代五輪相(50)が2日、閣議後の会見で、大阪府の吉村洋文知事(45)の「大阪市内の聖火リレーは中止すべきだ」との発言を受け、「自分たちの考えを示すのは理にかなった検討」と見解を示した。

丸川氏は「都道府県に緊急事態宣言が出ている場合、あるいは都道府県独自の規制が発出している場合、必要に応じて公道での聖火リレーを見合わせるなど、柔軟に対応してほしいとの考えが示されている」と前提を説明。「大会組織委員会が(吉村氏の発言を)正式に受け取っている状況ではなく、これから提案するとのことなので、よく状況を協議していただき、府民の皆さまにご納得していただける形を取っていただければ」と話した。