【脱・平均】ハム畔柳亨丞の俯瞰力…西武平良「中継ぎ→先発転向」をロールモデルに

選手の技術面に加え、人間性やドラマにも迫る田村藤夫氏(63)の「プレミアムリポート」は、日本ハムの21年のドラフト5位、高卒2年目・畔柳亨丞投手(20=中京大中京)に初めてインタビューを行いました。

プロ野球

◆畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)2003年(平15)5月3日、愛知県豊田市出身。豊田市立竹村小学校1年の時に、豊田リトルリーグで野球を始める。竜神中ではSASUKE名古屋ヤングに所属。3年時に、U-15W杯に選出された。中京大中京に進学し2年秋からエース。1学年上に中日高橋宏斗、巨人中山礼都がいた。右投げ右打ち。177センチ、86キロ。今季推定年俸550万円。

2年目「苦戦しています」

田村氏こんにちは。田村と言います。以前に日本ハムに所属していました。

畔柳はい。畔柳です。よろしくお願いします。

田村氏2年目ですね? どんな様子ですか?

畔柳はい。苦戦しています。1年前と比べてなんですけど。

4回に登板し、プロ初登板を無失点に抑える。帽子を落とすほどダイナミックなフォームが魅力的=2022年9月25日

4回に登板し、プロ初登板を無失点に抑える。帽子を落とすほどダイナミックなフォームが魅力的=2022年9月25日

田村氏どんなところで苦戦してますか?

畔柳制球面が良くないっていうか、その制球という部分と、決め球が課題かなと思ってます。

田村氏2年目を迎えて、1年目と変わったところはありますか? 苦戦しているところだけかな?

畔柳技術的な部分で言えば、ストレートの質は上がってきてます。筋肉量も少しずつ増えてきていますし、体は成長している感じはします。

「真っすぐは155キロを」

田村氏どんなピッチングスタイルですか?

畔柳気持ちを前面に出して、です。真っすぐを1球入魂で投げ込む、そういうスタイルです。

田村氏では、理想とするスタイルは具体的にありますか?

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1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。
関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。
93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受け(日本ハムに残留)、96年オフには、当時の王監督(現会長)から直接電話でダイエー(現ソフトバンク)移籍を決断。07年から中日落合監督に請われて入閣した。
ONと落合氏から高く評価された捕手だが、田村氏はそうした経緯について「自分から人に話すことではない」というスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。プロ通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。