【中日・井上一樹新監督に聞く】両極端な将に仕えて定めた我が道 激情と冷徹の狭間で

田村藤夫氏(65)の「プレミアムリポート」は、中日の井上一樹監督(53)です。

2月17日に沖縄・北谷の中日キャンプを訪れ、監督室で井上新監督と向き合いました。井上監督が選手時代、星野仙一、落合博満両監督に仕えた経験から感じる「監督像」について、深堀りしてきました。

プロ野球

◆井上一樹(いのうえ・かずき)1971年(昭46)7月25日生まれ、鹿児島県出身。鹿児島商から89年ドラフト2位で、投手として中日入り。91、92年に計9試合登板し0勝1敗、防御率6・75。その後外野手に転向し、中距離打者として活躍した。現役時代は184㌢、93㌔。左投げ左打ち。09年に引退後は10~13年中日、20~22年阪神でコーチ。24年は中日に復帰し2軍監督を務めた

◆田村藤夫(たむら・ふじお)1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受けたが、日本ハムに残留。96年オフには、ダイエー(現ソフトバンク)王監督から直接電話を受け、移籍を決断した。07年からは、中日の落合監督に請われ入閣。捕手としてONと落合氏から高く評価されたが、本人は「自分から人に話すことではない」とのスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。@tamu2272

■「ためてたらシーズン持ちませんよ」

田村氏お疲れさまです、監督!

井上監督タムさん、やめてくださいよ、監督ってところを強調するのは!

田村氏やっぱり、監督になって迎えるキャンプは違う?

井上監督はい、それはもう、まるで違いますね。

田村氏いろいろ気も遣うだろうし、ストレスためないように気を付けろよ。

井上監督はい、ありがとうございます。でも、今からストレスためてたらシーズン持ちませんよ。

田村氏それもそうだな。

井上監督はい、もっとずぶといですから。

田村氏それを聞いてちょっと安心したよ。それで、せっかく監督室で聞かせてもらえるから、井上監督の考える監督像を教えてもらえませんか?

井上監督ああ、監督像ですか~、そうですね~、やっぱり、僕にとって印象深いのは星野さんと落合さんになりますね。

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1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。
関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。
93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受け(日本ハムに残留)、96年オフには、当時の王監督(現会長)から直接電話でダイエー(現ソフトバンク)移籍を決断。07年から中日落合監督に請われて入閣した。
ONと落合氏から高く評価された捕手だが、田村氏はそうした経緯について「自分から人に話すことではない」というスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。プロ通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。