【西武平沢大河】新天地でスポットライトを!「一番気に掛けてくれた」人物とは?

西武に加入した平沢大河内野手(27)にインタビューしました。

昨オフ、ロッテから現役ドラフトで移籍。激戦の二塁手候補の1人として、背水でプロ10年目に挑みます。ロッテ時代から知る記者も、久しぶりの再会です。

プロ野球

◆平沢大河(ひらさわ・たいが)1997年(平9)12月24日生まれ、宮城・多賀城市出身。仙台育英では高3時の15年に春、夏と甲子園に出場し、3番遊撃でプレー。夏は決勝まで進むも、東海大相模(神奈川)に敗れ東北勢初優勝を逃した。15年ドラフト1位でロッテ入団。16年5月11日ソフトバンク戦で公式戦初出場。18年には外野も守り、自己最多112試合に出場した。20、21、24年は1軍出場なし。通算306試合、135安打、打率1割9分、10本塁打、57打点、13盗塁。176センチ、80キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸1600万円。

南郷キャンプでティー打撃を行う

南郷キャンプでティー打撃を行う

井口資仁氏の「6」受け継げず「すごく申し訳ないって気持ち」

朝5時に起きて炭谷銀仁朗捕手(37)のジョギングに同行し、その後は紅白戦取材で駆け回り、恐縮ながら平沢の基礎情報を整理できずに取材に臨んだ。

「今年で8年目…でしたっけ?」

「いや、10年目っす」

かつて仙台育英(宮城)で甲子園準優勝に輝いたスター打者は、ロッテにドラフト1位で入団したものの、もがき、壁をぶち破れずにいる―。

ここ数年はもう、ずっとそんなイメージだった。10年目になるのかと、時の流れも含めて驚かされる。

あどけない表情だった平沢大河にも着実に「30歳」が近づく。

「いや、30歳というより、もう1年の勝負なので。今年ダメだったら終わり、って。毎年それだけですね。やらなきゃ終わり、ということです」

ロッテ時代、井口監督(左)と

ロッテ時代、井口監督(左)と

ロッテ前監督の井口資仁氏は自身の背番号6を平沢に譲るつもりで待っていた、と聞く。平沢はその域にたどりつけなかった。

「いま思うと、すごく申し訳ないって気持ちが…すごく強いですね」

もがく中で、何か一番しんどかったのだろうか。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。