【金子真仁の獅子担日記10】西口監督の表情があまりに意味深で、悟った

予感はしていたものの、西武は打てずに苦しい開幕スタートに。一気にV字回復か、沈滞か。いずれにしても「無難」では終わらない1年になりそうです。月3回の獅子担日記、4月の前編です。

プロ野球

■3月31日(火)

またスーツを着る。本拠地ベルーナドームでのホーム開幕戦。エマニュエル・ラミレス投手(31)がまたネクタイにアクティブに絡んできた。慣例的に次のスーツ着用はおそらく日本シリーズ初戦。私は着たい。

報道陣も多い。練習中の西武ベンチには40人ほどはいる。宮崎での練習試合では記者2人だけ、手分けをしたから西口監督の試合後取材をしたのは私1人だけ…なんて日もあった。

翌日に先発する高橋光成投手(29)の囲み取材にも30人、40人がぐるっと囲む。最前列にいる私の顔の左右を、どこかの誰かのボイスレコーダーが挟む。

選手の声を「収集」するだけの記者やリポーターもけっこう多くいる。一方で監督を囲む記者が数人しかいないのも、プロ野球チームとしてはちょっと寂しい。そしてたぶん、勝ち続ければ増える。

試合は勝利。ラミレスが勝利投手になった。あまり人には言わないけれど、去年は試合前に私と絡んでくれた選手はけっこう活躍するケースが多かった。ちょっとうれしい。

■4月1日(水)

首脳陣のある人に「2軍ばっかり行ってるな」といじられた。ネット時代。記事はチーム、球団の全員に読まれていると覚悟して書いている。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。