【西武篠原響】先発への未練を尋ねて、返ってきた答え 19歳右腕が描く進化の道筋

球界屈指のプロスペクトと名高い若き右腕が、さらなる進化へ―。西武の高卒2年目、篠原響投手(19)が3月31日のオリックス戦(ベルーナドーム)でリリーフで今季初登板。自己最速を更新する157キロに新魔球を交え、3者凡退で初ホールドを挙げました。進化の道筋を尋ねました。

プロ野球

★篠原響が語った主な内容

  • 自己最速157キロ更新 スイッチが入った理由
  • 昨オフ習得した新魔球「キックチェンジ」とは
  • 先発ではなくリリーフに懸ける思い

◆篠原響(しのはら・ひびき)2006年(平18)9月20日、愛知県名古屋市生まれ。福井工大福井高を経て、24年ドラフト5位で西武入団。背番号は52。25年は2軍で16試合に登板し8勝5敗、防御率2・20をマーク。同年9月7日のロッテ戦で1軍初登板初先発。1軍では2試合で0勝1敗、防御率10・29。今季推定年俸700万円。178センチ、76キロ。右投げ右打ち。

3月31日、西武対オリックス 6回からマウンドに上がり無失点に抑えた篠原(撮影・たえ見朱実)

3月31日、西武対オリックス 6回からマウンドに上がり無失点に抑えた篠原(撮影・たえ見朱実)

「自然とスイッチが入った」

ドラフト1位の小島大河捕手(22)がプロ1号本塁打を打った。ドラフト2位の岩城颯空投手(22)がプロ初登板初セーブをやってのけ、新助っ人の林安可外野手(32)も痛烈な決勝2点適時二塁打を放った。

強烈な新戦力の競演にわいたベルーナドームだが、この人のマウンドもすごかった。篠原響、19歳。今季はリリーフで投げる。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。