【長崎・五島列島編】十字架型「祈りの島」から、プロ野球の世界に思いをはせる/後編

旅が好きです。日本の全市区町村の97・3%を踏破済みです。掛け算の世の中、野球×旅。お気楽に不定期で旅します。題して「野球と旅を、こじつける。」。今回は宮崎・南郷で行われた西武の春季1軍キャンプ取材の合間に、リフレッシュで長崎・五島列島へ向かいました。前後編でお届けします。

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目の前に海が見える「カラリト五島列島」の客室(撮影・金子真仁)

目の前に海が見える「カラリト五島列島」の客室(撮影・金子真仁)

■透明度が際立って高い海は多分他にない


「ボー」

汽笛を鳴らし、福江港から船が出る。ピアノで「ド♯」を押すと、同じ音程が出る。これも映画「くちびるに歌を」で学んだ。

西武南郷キャンプの合間、長崎・五島列島へ。福江島に2泊滞在し、でもまだ本土には戻らない。船に乗り、今度は中通島(なかどおりじま)へ向かう。


五島列島の交通の要衝・福江港(撮影・金子真仁)

五島列島の交通の要衝・福江港(撮影・金子真仁)

ここからは五島・福江島生まれの西武幹賢道トレーナー(40)も知らない景色だ。「福江の子どもが上五島に行くことって、あまりないと思います。というか僕、中通島に降り立ったこと、全くないですね。船で経由するだけで」。


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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。