虎ルーキー史上初の開幕前支配下登録! 159キロ右腕・工藤泰成のムキムキの秘密

阪神工藤泰成投手(23=四国IL徳島)は3月7日、育成ドラフト1位入団から球団史上初めて開幕前に支配下昇格をつかみ取りました。15日プレシーズンゲーム・カブス戦(東京ドーム)では、強打のメジャーリーガー相手に1回を1安打3奪三振無失点に抑え、今春実戦7試合連続無失点。最速159キロを誇る“虎のシンデレラボーイ”の原点を、古巣四国IL徳島の岡本哲司監督(64)が明かしてくれました。

プロ野球

◆工藤泰成(くどう・たいせい)2001年(平13)11月19日生まれ、秋田市出身。明桜(現ノースアジア大明桜)から東京国際大を経て、24年に四国IL徳島入団。1年目に8勝を挙げて最多勝を獲得し、同年育成ドラフト1位で阪神に入団。7日に支配下昇格が発表された。趣味は筋力トレーニング、サウナ、登山。177センチ、82キロ。右投げ左打ち。支配下契約により、300万円だった今季推定年俸は420万円にアップした。


◆岡本哲司(おかもと・てつし)1961年(昭36)3月15日、和歌山県生まれ。吉備―神戸製鋼を経て、84年ドラフト6位で大洋(現DeNA)入団。90年日本ハムに移籍し、96年引退。現役時代は捕手で、通算89試合、16安打、5打点、0本塁打、打率1割6分8厘。日本ハムのコーチや2軍監督、オリックスの2軍監督、さらに高校野球で和歌山南陵の監督などを歴任し、22年から四国IL徳島の監督に就任した。

カブス相手も動じず1回3K無失点

15日のカブス戦で、鈴木誠也と対戦

15日のカブス戦で、鈴木誠也と対戦

3月15日。MLBの強豪カブス相手に工藤が東京ドームのマウンドに上がった。

最速156キロを計測した直球を中心に、3つのアウトすべてを空振り三振で奪った。四球と左前打で2死一、二塁のピンチを背負っても動じず、1回を無失点。顔色1つ変えず、キレキレの直球にフォークなどを投げ込んだ。

本文残り70% (1367文字/1950文字)

2001年(平13)愛知県犬山市生まれ。2歳の頃から大阪府大阪狭山市で育つ。中高は管弦楽部に所属。神戸大から24年入社。
24年5月から主にアマチュア野球を取材、25年1月から阪神担当。26年はヤクルト担当。
大学時代はクイズ研究会などに所属。趣味はスポーツ観戦と坂道アイドルやロックバンドのコンサート、フェスに行くこと。幸せな瞬間は温泉地に行って日本酒を飲んでいるとき。