【ヤクルト川端慎吾】「ここから始まったんだな」引退試合9回2死から遊撃守備に涙

昨季限りで引退したヤクルト川端慎吾2軍打撃コーチ(38)が、3月14日のオリックスとのオープン戦(神宮)で引退試合を行いました。久しぶりに背番号5のユニホームに袖を通し、「2番DH」でフル出場し4度打席に立ちました。試合後には、9回2死から遊撃に就き遊飛をつかんだ守備や、頂点に立った年のことなどについて語りました。インタビューをお届けします。

プロ野球

★川端慎吾コーチが語った主な内容

  • 引退試合でよみがえった半年前の記憶
  • 21年日本一への特別な思い入れ
  • コーチとして感じる若手の成長へのやりがい

◆川端慎吾(かわばた・しんご)1987年(昭62)10月16日、大阪府生まれ。市和歌山商(現市和歌山)2年夏に甲子園出場。05年高校生ドラフト3巡目でヤクルトに入団。15年は首位打者、最多安打に輝き、ベストナイン、ゴールデングラブ賞も受賞し、チームは14年ぶりリーグ優勝。21年に歴代2位となる代打でシーズン30安打を放つなど20年ぶり日本一に貢献。代打通算95安打は球団最多。25年シーズン限りで現役を引退し2軍打撃コーチに就任した。15年プレミア12日本代表。185センチ、86キロ。右投げ左打ち。

3月14日、引退セレモニーで仲間と記念撮影

3月14日、引退セレモニーで仲間と記念撮影

「半年前のことが昨日のことのように」

―今日という1日は

もう引退してから半年たってるんで、どんな気持ちになるのかなっていうふうに思ったんですけど、やっぱりよみがえってきますね。もう半年前のことが本当昨日のことのように、よみがえってきましたね。

―ファンの方の歓声に感じることは

もうこらえきれるとは思ってなかったんですけど、きっちりこらえきれなかったですね。涙はずっと流しっぱなしって感じでした。

3月14日、オリックスとのオープン戦が引退試合に。9回表オリックス2死、来田涼斗の遊飛を捕球

3月14日、オリックスとのオープン戦が引退試合に。9回表オリックス2死、来田涼斗の遊飛を捕球

「ナイターのショートのあの景色…格別な感じ」

―ショートと聞いた時は

いやもう本当に急だったので、9回の表、守っている時くらいだったので、もう何も考えずに無理やり「はい」と言ってもう守りにいったみたいな感じだったので。かえって本当すごく懐かしい感じがして、ここから始まったんだなって直球であそこでまず第1陣というか涙が来ましたね。

―ボールが上がった瞬間は

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2001年(平13)愛知県犬山市生まれ。2歳の頃から大阪府大阪狭山市で育つ。中高は管弦楽部に所属。神戸大から24年入社。
24年5月から主にアマチュア野球を取材、25年1月から阪神担当。26年はヤクルト担当。
大学時代はクイズ研究会などに所属。趣味はスポーツ観戦と坂道アイドルやロックバンドのコンサート、フェスに行くこと。幸せな瞬間は温泉地に行って日本酒を飲んでいるとき。