【西武の希望】山田陽翔にプロ初勝利をもたらした 平良が直伝「ピッチングデザイン」

田村藤夫氏(65)の「プレミアムリポート」は、西武の高卒3年目・山田陽翔投手(21=近江)へのインタビューです。

今季は3月下旬に1軍昇格を果たし、4月3日の楽天戦で1軍デビュー。5月中旬まで安定したピッチングを見せています。取材した同18日は、前日17日オリックス戦でプロ初勝利を挙げた直後というタイミングの良さでした。

ルーキーイヤー以来、久しぶりに聞いた山田投手の肉声から、1軍の勝ち試合で起用されるまでに成長した中継ぎ投手としての自信がうかがえます。どうぞ、最後までご覧ください。

プロ野球

◆山田陽翔(やまだ・はると)2004年(平16)5月9日生まれ、滋賀県出身。近江では3季連続で甲子園に出場し、3年春は準V。甲子園通算11勝3敗。22年ドラフト5位で西武入団。今年4月3日楽天戦で1軍デビュー。175センチ、82キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸700万円。

◆田村藤夫(たむら・ふじお)1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受けたが、日本ハムに残留。96年オフには、ダイエー(現ソフトバンク)王監督から直接電話を受け、移籍を決断した。07年からは、中日の落合監督に請われ入閣。捕手としてONと落合氏から高く評価されたが、本人は「自分から人に話すことではない」とのスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。@tamu2272

■「そこは、若さで頑張ってます。エヘヘヘへ」

田村お疲れさま。久しぶりだね。

山田お久しぶりです。

田村覚えてるかな?

山田はい、覚えています。

田村昨日の試合でプロ初勝利を挙げていたね。おめでとう!

山田ありがとうございます。

田村良かったよ。話を聞かせてもらうにしても、タイミングが良くて。

山田はい。良かったです。

田村プロ1勝したから聞くわけではないんだけど、勝ち試合で投げるようになってどうかな? 自信はついたかな?

山田はい。今はいいところで使っていただけていますから、勝利に貢献できるよう必死にやっています。

田村そう。大変だと思うけど、どう慣れた? しんどい?

山田いえ、まだ慣れるということはありません。大切な場面で使ってもらってますから、やっぱり緊張しますし必死です。

しんどさというのはあまり感じません。そこは、若さで頑張ってます。エヘヘヘへ。

田村ハハハハハ、そりゃ、そうだよな。

でも、そうやって経験積んでいけば、これからもっと良くなると思うよ。

山田はい、そうなるように頑張ります!

田村ピッチングについて聞きたいんだけど、組み立てなど変わった部分はあるのかな?

本文残り73% (2844文字/3896文字)

1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。
関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。
93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受け(日本ハムに残留)、96年オフには、当時の王監督(現会長)から直接電話でダイエー(現ソフトバンク)移籍を決断。07年から中日落合監督に請われて入閣した。
ONと落合氏から高く評価された捕手だが、田村氏はそうした経緯について「自分から人に話すことではない」というスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。プロ通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。