【西武タイラー・ネビン】日本のファンが大好き新4番、ネビンの内面に迫ります!

西武が91敗の昨季とは違う姿を見せています。新たに加入したタイラー・ネビン外野手(27)の存在も大きく、4番を任される打撃に一塁守備に、さらにはチームを思う〝熱さ〟に仲間やファンから共感が集まっています。通訳さんの力を借りつつ、ネビンの内面に迫りました。

プロ野球

◆タイラー・ネビン1997年5月29日、米カリフォルニア州パウウェイ生まれ。パウウェイ高から16年ドラフト1巡目(全体38位)でロッキーズ入団。20年にオリオールズ移籍。21年5月29日、ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。23年はタイガース、24年はアスレチックスでプレー。メジャー通算192試合、104安打、打率2割4厘、12本塁打、49打点。父は、大谷翔平(現ドジャース)がエンゼルス在籍時に監督を務めたフィル・ネビン氏。193センチ、102キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸2億5000万円。

西口監督とタッチを交わす

西口監督とタッチを交わす

鮮やか けん制タッチアウトに咆吼ガッツ

ファンのみならず、西武の選手たちさえ心震わせたシーンがある。

4月17日のオリックス戦(京セラドーム大阪)、6回1死一、二塁。上田大河投手(23)と牧野翔矢捕手(24)のバッテリーの共同作業で、一塁へ鋭いけん制球を。

それが見事にタッチアウトになると、一塁手のネビンが判定を待たずして、ほえながらガッツポーズした。「あれ、本当にかっこよかったですね。ああいうところがネビンはすごい」と球団関係者もたたえる。

ネビンにその場面のことを尋ねた。

「もともとキャンプからずっと練習していたことではありましたし、ああいう重要な局面でああいうプレーを決められたというのはチームとしてしっかり動けてることなので。そういうプレーが出て、野球選手として自然と気持ちが出た感じでした」

22年、メンバー表交換をするエンゼルスのフィル・ネビン監督代行(左)とオリオールズの息子タイラー

22年、メンバー表交換をするエンゼルスのフィル・ネビン監督代行(左)とオリオールズの息子タイラー

父はエンゼルス元監督フィル・ネビン氏、
日本とNYの満員電車を語る

ここはあえて尋ねなかったが、ネビンの方から積極的に口を開いた。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。