【西武高橋光成】地元沼田の「バーバータカエ」 髪のみぞ知る? 秘話満載

西武の高橋光成投手(28)はロン毛です。髪を伸ばしています。プロ野球ファンの皆さまにはよく知られたこと。担当記者として、その先へ。少年時代、彼はどんなヘアカットを歩んできたのだろう―。原点を訪問してみました。

プロ野球


◆高橋光成(たかはし・こうな)1997年(平9)2月3日、群馬県生まれ。小学1年から利根ジュニアで野球を始める。前橋育英では1年秋からエース。2年夏の甲子園に出場し1回戦(岩国商戦)で歴代2位の9者連続三振をマークするなど、初出場初優勝。3年夏は群馬大会3回戦敗退。2、3年時に高校日本代表。14年ドラフト1位で西武入団。15年8月2日ソフトバンク戦(西武プリンスドーム)で1軍デビュー。同年5勝。19年に初の2桁10勝。21年から3年連続2桁勝利を果たすも、昨季は15試合に登板し0勝11敗。昨季まで通算172試合65勝68敗、防御率3・44。190センチ、105キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸2億1000万円。


Lポーズを決める「ヘアーサロンホシノ」の星野多加江さん(撮影・金子真仁)

Lポーズを決める「ヘアーサロンホシノ」の星野多加江さん(撮影・金子真仁)

「え~っ、取材なの~!? しゃべんない!!」と言いつつ

高橋光成(以下「光成」)からは事前にしっかり予告されていた。

「テンポ感がすごいです。ずっとしゃべってて、しゃべってる間に切り終わってます」

お店があるのは群馬県沼田市利根町、光成の地元だ。「夏が来れば思い出す」の尾瀬の、30キロほど手前の山里。日本ロマンチック街道沿いに「ヘアーサロンホシノ」の建物がある。

店主の女性が入店早々、元気である。

「え~っ、取材なの~!? しゃべんない!!」

と言いつつ、ノリノリで店内に案内してくれる。店主は星野多加江さん(50)。名刺にある店名は「ヘアーサロンホシノ」だが、屋号の「バーバータカエ」の方が町では知られているらしい。


西武高橋ゆかりの理髪店、通称「バーバータカエ」

西武高橋ゆかりの理髪店、通称「バーバータカエ」

「うちの最初のお客さん、光成なの」

光成は髪を伸ばす理由を「映画『アベンジャーズ』のマイティ・ソーがめっちゃかっこよくて強くて憧れて」と話していた。

彼は果たして、少年時代から髪形にこだわりがあったのだろうか―。

星野さんは初球から勝負球を投げてくる。

「うちの最初のお客さん、光成なの」

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。