【無料会員記事 日本ハム北山亘基】ノーノー惜しいっ!「いつかリベンジ」 一問一答

日本ハム北山亘基投手(26)が6月19日、「日本生命セ・パ交流戦」の巨人戦(東京ドーム)で、惜しくもノーヒットノーランを逃しました。9回1死で大城卓にソロ本塁打を浴びました。ドラフト8位入団で、新庄剛志監督(53)就任1年目の22年に、新人ながら開幕投手を務めた現体制の象徴的投手。快記録こそ逃しましたが、昨季セ・リーグ覇者を相手に、9回1安打1失点の快投で5勝目を挙げ、成長ぶりと存在感をアピールしました。

記憶に残る登板後の一問一答をお届けします。

プロ野球

◆北山亘基(きたやま・こうき)1999年(平11)4月10日、京都府生まれ。小学3年から野球を始める。中学時代は軟式野球部所属。京都成章では3年夏に甲子園出場。京産大では4年春に関西6大学リーグで最優秀投手。21年ドラフト8位で日本ハム入団。22年3月25日のソフトバンクとの開幕戦でプロ初登板初先発し、同年はチーム最多の55試合に登板。24年4月20日ロッテ戦でプロ初完封をマークした。昨季まで通算83試合、14勝11敗、9セーブ、17ホールド、防御率2・98。182センチ、82キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸4600万円。

6月19日、ノーヒットノーランは逃すも完投勝利を挙げ、田宮から祝福

6月19日、ノーヒットノーランは逃すも完投勝利を挙げ、田宮から祝福

「すごい雰囲気の中…すごく幸せ」

―記録は意識した

意識しろ、意識するなって言われても無理なくらいすごい雰囲気でしたし。

でも、そういう雰囲気の中で投げられるっていうことはすごく幸せだなっていうのはマウンドで感じましたし、ああいったマウンドの雰囲気を次は自分の力で変えられるように。もっと(相手を)のみ込んでいけるような選手に、今後もっとなっていきたいなという気持ちにもなったので、ほんとに、いい経験になったなと思います。

―好投できた一番の要因は

今日は横の並進のところが間が詰められた。バッターとの間の取り合いなんですけど、一つ差し込めるようなメカニックスとか体のコンディショニングの状況だったので、力みなくもう1個、間をバッターに対して詰められたんで。

多少、変化球が甘いところ行ってもファウルになりましたし、真っすぐもフライだったり空振りも取れたんで、今日はそこが一番良かったかな。

登板前日の6月18日、新庄監督が帽子のつばを曲げ調整

登板前日の6月18日、新庄監督が帽子のつばを曲げ調整

監督曲げた帽子で視界良好? 次は「曲げを攻めます」

―キャップを監督が昨日ちょっと曲げてくださいましたけど、それは効果ありましたか

そのおかげかもしれないです(笑い)。

―どうよかったですか

僕の帽子は、(つばが)ストレートキャップ用なんで。ちょっとやりすぎるとおかしくなるんで、いつもよりちょっと曲げて、もしかしたら視界が良くなってたのかもしれないですね。

―気持ち、ストライクゾーンがよく見えたりとか

そうっすね。ストライクゾーンが広く見えたかもしれないですね(笑い)。

わかんないですけど。はい。

―監督が「もう少し曲げたらノーヒットノーランしてた」と

あー、そうっすね。もうちょっと(曲げを)攻めます。じゃあ、もうちょっと行きます。次は。はい。

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1973年7月生まれ、茨城県水戸市出身。水戸第一、早大卒。06年、北海道日刊スポーツ新聞社入社。09年からコンサドーレ札幌担当を8年務め2度のJ1昇格を経験。17年からアマ野球担当、23年から日本ハム担当。
中学まではサッカー、両親が指導者だった影響で高校、大学はフェンシングに励み00年富山国体出場。パリ五輪フェンシング団体金メダルメンバーの永野雄大選手は従兄弟の長男。
学生時代までは野球とほぼ縁のない人生だったが、中1で初めて後楽園球場での巨人阪神戦に連れて行ってもらい、財布を落とす。岐阜県恵那市の方が神田の警察署に届けてくださり、2000円ほど入った財布を、倍以上の交通費をかけて、水戸から東京まで受け取りに行った苦い経験あり。