【告白】ロッテ山口航輝が吐いた、生々しすぎてコーチには言えなかったであろうひと言

今回の田村藤夫氏の「プレミアムリポート」は、ロッテの山口航輝外野手(24)です。

田村氏にとっては、ある意味忘れられない偶然のインタビューとなりました。その後の1軍での山口選手の活躍と合わせて考えてみると、プロ野球選手の大変さ、苦しさが伝わるリポートになりました。

プロ野球

◆山口航輝(やまぐち・こうき)2000年(平12)8月18日、大阪市生まれ。明桜では2年夏の甲子園出場。3年夏の秋田県大会ではライバルの吉田輝星(現オリックス)を擁する金足農との決勝に敗れた。18年ドラフト4位でロッテ入団。昨季まで通算346試合、251安打、打率2割2分5厘、41本塁打、147打点。183センチ、100キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸3500万円。


◆田村藤夫(たむら・ふじお)1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受けたが、日本ハムに残留。96年オフには、ダイエー(現ソフトバンク)王監督から直接電話を受け、移籍を決断した。07年からは、中日の落合監督に請われ入閣。捕手としてONと落合氏から高く評価されたが、本人は「自分から人に話すことではない」とのスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。@tamu2272

■そんなこと、これまで取材を6年間してきたが、初めてのことだった。

非常に印象に残る取材となった。山口とは昨年のフェニックスリーグではじめて顔を合わせて会話して以来、何度か球場で言葉は交わしてきた。

しかし、現役時代の私を知るわけでもないし、コーチ時代に交流もない。それが7月下旬、私がたまたまファームの試合でロッテ戦に訪れていたことから、驚くような場面に遭遇した。

グラウンドを見ると、練習を終えた山口がベンチに下がってくるところだった。ちょうど山口と目が合うと、いきなり走り出してきた。どうしたことかと驚いていると、そのままベンチに一直線に走り込んできて、私のところへあいさつに来てくれた。

そんなこと、これまで取材を6年間してきたが、初めてのことだった。ましてや、それほど取材回数が多かったわけでもない。どうしたことかと、とにかく驚きつつ、気づけば近況を聞いていた。


山口田村さん、こんにちは!

田村おお、久しぶりだな。どうしたんだよ、ファームにいるとは思わなかったぞ。

山口はい、すいません。

田村どうしちゃったんだ?

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1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。
関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。
93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受け(日本ハムに残留)、96年オフには、当時の王監督(現会長)から直接電話でダイエー(現ソフトバンク)移籍を決断。07年から中日落合監督に請われて入閣した。
ONと落合氏から高く評価された捕手だが、田村氏はそうした経緯について「自分から人に話すことではない」というスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。プロ通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。