【特別編】「フレーミング」はジャッジに影響する? 真鍋勝已審判に聞いてみた

田村藤夫氏(66)のプレミアムリポート、今回はシーズンオフの特別編です。今春キャンプで交わした真鍋勝已審判員との会話から「フレーミング」について考察しました。

プロ野球




◆田村藤夫(たむら・ふじお)1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受けたが、日本ハムに残留。96年オフには、ダイエー(現ソフトバンク)王監督から直接電話を受け、移籍を決断した。07年からは、中日の落合監督に請われ入閣。捕手としてONと落合氏から高く評価されたが、本人は「自分から人に話すことではない」とのスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。@tamu2272


■近年話題の「フレーミング」


12月も半ばを過ぎた。

来年春のキャンプまで、プロ野球の評論家としては、ネタ枯れの季節になる。のんびりできていいのではないか、とも思うが、メディアの立場としてはそういう時に話題を提供する工夫が求められる。

私の評論を担当している記者は60歳を過ぎてなお、そういうネタ枯れの時でも何か話題はありませんか、と聞いてくる。試合がないのだから仕方ないと説明しても、「じゃあ、しょうがありませんね」と、たやすく納得するということにはならない。「そんな時こそ、シーズンを振り返って、そこまで掘り下げなかった何かを、探してください」と妥協はない。

それも評論家としてはやりがいなのかと受けとめ、いろいろと考えてみた。

担当記者とあれこれと話していて、フレーミングの話題になり、ハッと思い出した。今春のキャンプ取材で、あれは確か日本ハムの名護キャンプでのことだった。

ブルペンに真鍋勝已審判員がいた。審判歴34年目のベテランだ。審判になる前は阪神で投手、外野手を経験している。その後引退し、審判になった。

野球一筋というキャリアは、かなり重厚な感じがする。若干、こわもての印象もあったが、幸いにも私の方が年上だったこともあり、気安く話せる間柄だった。

ブルペンで、何げなく話しかけてみた。


捕手経験者の田村さんと、ベテラン真鍋審判員では「フレーミング」の認識に違いはあるのか? 有料会員登録でじっくりお読みください。

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1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。
関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。
93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受け(日本ハムに残留)、96年オフには、当時の王監督(現会長)から直接電話でダイエー(現ソフトバンク)移籍を決断。07年から中日落合監督に請われて入閣した。
ONと落合氏から高く評価された捕手だが、田村氏はそうした経緯について「自分から人に話すことではない」というスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。プロ通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。