【ロングインタビュー】新チームでの感触は?田村藤夫さんが阪神伏見寅威に聞いた

田村藤夫氏(66)のプレミアムリポートは、日本ハムから阪神に移籍した伏見寅威捕手(35=東海大四―東海大)を、沖縄・宜野座キャンプに訪ねてのロングインタビューです。

どうぞ、最後までご覧ください。

プロ野球


◆伏見寅威(ふしみ・とらい)1990年(平2)5月12日生まれ、北海道千歳市出身。東海大四(現東海大札幌)では甲子園出場なし。東海大から12年ドラフト3位でオリックス入団。21年は91試合に出場、リーグ2位の盗塁阻止率4割2分5厘で優勝に貢献。22年も主力捕手として連覇。同年オフに日本ハムにFA移籍。通算633試合出場、21本塁打、142打点、打率2割3分3厘。182センチ、89キロ。右投げ右打ち。


◆田村藤夫(たむら・ふじお)1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受けたが、日本ハムに残留。96年オフには、ダイエー(現ソフトバンク)王監督から直接電話を受け、移籍を決断した。07年からは、中日の落合監督に請われ入閣。捕手としてONと落合氏から高く評価されたが、本人は「自分から人に話すことではない」とのスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。@tamu2272


■練習も「まるでゲームに入っているかのよう」

田村今日はよろしくお願いします。


伏見お願いします


田村監督とは話をした?


伏見コミュニケーションは取ってもらっています。


田村どういう話をしましたか?


伏見けがなく、キャンプをしっかり過ごしてほしいっていうことと、あとはピッチャーの話をしていました。


打撃練習中にノックを打つ阪神伏見。右は笑顔の藤川球児監督=2026年2月28日

打撃練習中にノックを打つ阪神伏見。右は笑顔の藤川球児監督=2026年2月28日


田村今、坂本選手はWBCでチームにはいないんですけど、他のキャッチャーと話をしてますか?


伏見はい、全然ありますよ。


田村(野手で)一番年上だっけ?


伏見はい、一番年上です。


田村自分から話しかけに行ったり?


伏見僕からもそうですし、普通に、向こうからも結構話してくれて。誠志郎(坂本)も3つ下で。で、梅野は1つ下なんで。年も近いっていうのがあって。いろいろ、どんな感じなのかなとか、練習の流れだったり、分からなかったりするじゃないですか。そういうのも聞きながら。『ピッチャー、こんな感じだよね』とか、そういう話もしました。


田村教えてくれた?フフフフ。


伏見分かんないです、それが本音かどうかは、アハハハハ。


田村いちおうな、ハハハ。


伏見そこは別に…、でも(会話の)メインじゃないんで。練習の内容、チームの動き的なことを結構聞くことが多いですから。


田村そこはちゃんと…?


伏見はい、教えてもらいました!


田村オリックス、日本ハム、阪神、3チーム目、どうですか? チームに来てみて。阪神、ちょっと違いますか?


伏見すごく緊張感ありますね。


田村それは、練習中から?

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1959年(昭34)10月24日、千葉・習志野出身。
関東第一から77年のドラフト6位で日本ハム入団。93年に初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。
93年オフ、巨人長嶋監督からFA移籍でのラブコールを受け(日本ハムに残留)、96年オフには、当時の王監督(現会長)から直接電話でダイエー(現ソフトバンク)移籍を決断。07年から中日落合監督に請われて入閣した。
ONと落合氏から高く評価された捕手だが、田村氏はそうした経緯について「自分から人に話すことではない」というスタンスをかたくなに守る。42年間のプロ野球生活を経て解説者に。プロ通算1552試合出場、1123安打、110本塁打。