【村元哉中・高橋大輔の言葉】世界観が凄すぎて…本場「オペラ座の怪人」/Sアメリカ

【ノーウッド(米国)=阿部健吾】 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカで、今季初戦を6位で終えた村元哉中(29)高橋大輔(36)組(関大KFSC)が23日、エキシビション出演前に現地取材に対応。本場ブロードウェイで、今季のフリーダンスの題材にする「オペラ座の怪人」を鑑賞した感想などを語りました。

フィギュア

<フィギュアスケート・グランプリシリーズ第1戦スケートアメリカ>アイスダンス:村元・高橋組6位

【アイスダンス成績】


順位選手RDFD合計
1チョック、ベイツ82.63 120.17 202.80
2ホワイエク、ベイカー79.12 122.95 202.07
3ローリオ、ルギャック72.12 106.18 178.30
4ドムジョ、メルシエ65.90 104.99 170.89
5ハリス、チャン71.58 98.62 170.20
6村元、高橋69.67 100.01 169.68
7マクナマラ、スピリドノブ66.07 100.98 167.05
8スシース、フィルス64.09 99.56 163.65
9レンスブルク、シュテファン65.42 94.84 160.26
10ゴルプツォワ、ベロブロフ61.21 91.10 152.31
ハロウィーンの季節らしいカボチャのオブジェとポーズを取る村元(左)と高橋

ハロウィーンの季節らしいカボチャのオブジェとポーズを取る村元(左)と高橋

「ひとまず良しでいいんじゃないかと」

――試合を振り返って

高橋 パフォーマンス自体は、まあまだまだよくできると思うんですけど、初戦にしてはすごく良いパフォーマンスができた。細かい部分の取りこぼしが点数に影響してるところがあって。そこさえクリアすれば順位も上がってくるだろうし、他のスケーターもどんどんまた修正して上がってくるかもしれないですけど、でも可能性があるプログラム、演技だとは思う。ひとまず良しでいいんじゃないかと思います。

村元 言ったらきりがないけど、本当に取りこぼしが多かった。結構な取りこぼしをしているなっていうのは、終えて感じている。でもベースとしては本当に大ちゃんが言ったとおり、本当に良いスタートを切れたなと思います。リズムダンスもフリーダンスも、自分達のパフォーマンスレベルとしてはすごい良かったかなと。あとはちゃんと修正して積み上げていく。ベースはすごいできている。

スケートアメリカで6位の村元、高橋(USA TODAY=ロイター)

スケートアメリカで6位の村元、高橋(USA TODAY=ロイター)

高橋 先シーズンは2月から準備してきて、フリーもその前のシーズンから使って。今シーズンは2つプログラムを用意して、それで短い期間の中でここまで仕上げてこれてる。その中でもこれだけできたってことは、ある程度自分たちの中でも自信になるというか、つながったんじゃないかなっていう風に思います。

――オペラ座にするって決めたのはどなたでしたか

高橋 マリーナが提案してきて、提案してきたというか、先シーズンから「来年するならオペラ座どう?」みたいな感じで振られてて。「いや来年するかわかんない」みたいな感じでペンディングしてたんですけど、続けるってなってマリーナがオペラ座って言ってたけど、みたいな話になった時その流れで。まあ使っていいのかなみたいなところはあったんですけど。オペラ座ってすごいトップの人が使うイメージなので。でもいつ辞めるかわかんないし、いいんじゃないかって。

スポーツ

阿部健吾Kengo Abe

2008年入社後にスポーツ部(野球以外を担当します)に配属されて15年目。異動ゼロは社内でも珍種です。
どっこい、多様な競技を取材してきた強みを生かし、選手のすごみを横断的に、“特種”な記事を書きたいと奮闘してます。
ツイッターは@KengoAbe_nikkan。二児の父です。