【坂本花織/今季を終えて】「これ以上苦しいことは、多分もう今後ない」

フィギュアスケートで2年に1度行われる団体戦「世界国別対抗戦」は16日、東京体育館で最終日を迎えました。

エキシビション前には今大会で日本代表の主将を務め、世界選手権2連覇中の坂本花織(23=シスメックス)が、いつもの明るい口調で大会やシーズンを振り返りました。

「坂本花織の言葉」として、お届けします。

フィギュア

〈世界国別対抗戦〉◇4月16日◇東京体育館

坂本花織エキシビギャラリー

エキシビションでキュートな演技を披露する坂本

エキシビションでキュートな演技を披露する坂本

「上限なくはしゃげて、楽しかったな~」

――大会を振り返って、いかがですか

坂本 本当に今シーズンはいろいろなことを乗り越えて、今はすごいすがすがしくいるというか。もう何か、開放感がすごいです。

――主将を務めました

坂本 ちょっと昨日の夜、1人で反省会ではないですけれど、振り返りをホテルでしていた時に、やっぱり今まで2回国別に出させてもらっていて、それまでキャプテンが他にいて「その人に目立たないぐらいで盛り上げよう」と思ったんですけれど、もう今回は自分がキャプテンだったので、なんか上限なく、はしゃぐことができた。それはそれで「すごく楽しい国別になったのかな」と思ったし「これこそが自分のやり方だったのかな」って思って「今まで以上に楽しかったな~」っていうのを、昨日思っていました(笑い)。

――今季を振り返り、収穫などをどう捉えていますか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。