【佐藤駿の言葉】迷いを解き放った宇野昌磨さんの助言「向き合い方が大きく変わった」

【ボストン=松本航、藤塚大輔】初出場で6位に食い込んだ佐藤駿(21=エームサービス/明治大)が、フリーから一夜明けて大会を振り返りました。2026年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)の最大出場枠3の獲得に貢献。その活躍の裏には、宇野昌磨さんの助言があったことを明かしました。五輪シーズンの来季へ向けて、さらなる4回転習得に意欲も。現地取材メディア限定インタビューでのやりとりを、「佐藤駿の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<世界選手権>◇30日(日本時間31日)◇米ボストン◇男子一夜明け

一夜明け取材に応じた佐藤駿(以下、撮影はすべて藤塚大輔)

一夜明け取材に応じた佐藤駿(以下、撮影はすべて藤塚大輔)

「食らいついていかなきゃいけない」

―一夜明けて現在追の心境はいかがですか

率直に終わってホッとしている気持ちと、来シーズンに向けて切り替えて頑張っていこうといった気持ちになります。

―オリンピックの枠を3つ取れたことについてはどうですか

本当に安心していますし、この1カ月本当にそのことしか頭になかったので、まずは最大枠獲得できたっていうことがすごくうれしく思っています。

―1年切ってますけど、オリンピックへの思いはどうですか

もちろん出たいっていう気持ちも強いんですけど、その出るまでが目標ではないので、その先だったりとかが自分の中での最大の目標になってくるかなと思うので、来シーズンに向けて、今シーズンは終了しますけど、この後の練習でもっとさらに伸ばしていきたいなと思いました。

―死に物狂いでここまで練習してきたっていう話がありましたけど、具体的にどんな練習をしてきたのですか

量というよりは、質の部分で、自分の中で、なんていうか、今までだったら納得していたジャンプでも、ちょっと軸が良くなかったりしたら、もう1回どんどんいこうとか、質のいいジャンプが何回連続跳べるかとか、ほんとに自分の中で、なんかこのぐらいでいいやとか、そういうのを決めずに、自分がいいやと思ったところからさらに練習を増やしてやってきたので、その成果をしっかり出すことができたのでよかったなと思ってます。

―ルッツとフリーをプログラムでそろえる必要性はどう思っていますか

あまり考えすぎないことが一番大事かなと思っていて、どっちのジャンプもどっちかに集中するとどっちかが良くないっていうことが多いので、まんべんなく、意外と昨日とかだったらフリップは気にしてなくて、他のアクセルだったりとか、そういったことの方に集中していたので、それがよかったのかな。

―優勝したマリニンが4回転7本の方向性でやりましたけど、ご覧なっていかがでしたか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。