【フィンランド発】松本航が聞いた「マジで何位でもいい」「信じているので」の真意

【ヘルシンキ=松本航】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会は、22日にヘルシンキで閉幕しました。

日刊スポーツでは今季もGP全大会を現地取材。プレミアムでは、通常の記事ではなかなかお伝えできない「こぼれ話」をお届けしています。

フィンランド発の第3回は頂点に立った男子の鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)、女子の千葉百音(20=木下グループ)が発した言葉から。現地で取材する記者が、コラム形式でリポートします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会>◇22日◇ヘルシンキ・アイスホール

GPフィンランド大会男子表彰式 優勝し、日の丸に身を包んだ鍵山優真(撮影・松本航)

GPフィンランド大会男子表彰式 優勝し、日の丸に身を包んだ鍵山優真(撮影・松本航)

実際に聞いているから分かる
実際に聞いているから感じる

「マジで何位でもいい」

鍵山の言葉だ。

11月22日の男子フリー。

演技後の取材エリアでは、後半のジャンプが崩れたことへの悔しさがにじんだ。

「何位でもいい」という発言は、囲みが解けた後に出た。

ショートプログラム(SP)首位で最終滑走を担ったアダム・シャオイムファ(フランス)が、ちょうど演技を終えたところだった。

ライバルの内容を踏まえると、優勝の可能性が出てきた。

そうして、本音が出た。

文字にすると、投げやりな言葉のように感じてしまう。

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。